企業によって出される産業廃棄物の種類は数量などはそれぞれです。
今回は産業廃棄物の出る量が少ない事業所での産業廃棄物回収の事例をご紹介いたします。

産業廃棄物とは

企業から排出されるゴミと呼ばれるものは大きく「産業廃棄物」「事業系一般廃棄物」の2種類に分けられます。

産業廃棄物は事業活動に伴って生じた廃棄物であり、『廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃掃法・廃棄物処理法)』で規定された20種類の廃棄物のこと。「一般廃棄物」は事業活動に伴って生じた廃棄物のことをいいます。

排出事業者は廃棄物を適正に処理することが法律で義務付けられているため、廃棄をするときには何をどのように処理するかを考える必要があります。

産業廃棄物の少量排出とは?

廃棄物は各企業によって排出される種類も量も異なっています。例えば同じ倉庫業だとしても荷物の保管受け渡しのみを行う場合もあれば、商品を検品したり箱を入れ替えたりする業務もございます。同じ倉庫業務でも業務内容によって廃棄物の量が異なります。
少量排出の場合、処分する頻度が低いため処分費用はそこまで掛からないイメージはありますが、少量であるからこそ処分するまでに運搬車両1車分に見合う量を溜めなければならない場合や滞留場所の確保が必要なケースがございます。

ビニール袋の産業廃棄物としての廃棄

今回御相談いただいたお客様は事業所から出る産業廃棄物が商品の外装に使用されているビニール袋のみでした。ビニール袋のみといっても産業廃棄物として処分する必要があります。ビニール袋は重量は重くありませんが意外と量があると嵩張ります。                               また処分単価についても重量が軽いため㎏ではなく㎥単価での設定になるケースが多いようです。
お客様としてはビニール袋とはいえ廃棄物を事業所内に溜め込まず常に綺麗な職場環境にしたいとお考えになるのではないでしょうか?

マツダ株式会社からのご提案

弊社では関西地区でビニール袋など軟質素材のプラスチック類のみの定期回収を始めております。
週1回など定期で回収を行うことで廃棄物が滞留して事業所内のスペースを圧迫することなく、整理整頓された職場環境づくりを行うことができます。
今回、ご相談いただいたお客様では週1回定期回収を行うことで廃棄物の滞留を防ぐことができました。料金についても回収数量が一定量で安定していたため月額料金でご提案させていただき、毎月決まった金額の請求となるため社内での稟議や予算などの手間も省くことができました。

評価とその後

週1回回収を行った結果、以前まで1車分溜め込む必要があったものを定期的に廃棄できることから事業所内の整理整頓された環境づくりに取り組むことができました。
また、祝日などがあった際の回収日や対応時間の変更等のご要望があった際も柔軟に対応させていただいております。

産業廃棄物の回収には契約書が必要です。
契約書の雛形やマニフェストの発行についても弊社でサポートさせて頂きますので、ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。