昨今ではSDGsや環境保護の内容から『リサイクル』という言葉を日常的に耳にするようになりました。ゴミの出し方が改めて見直されているなか、今までリサイクル活動に力を入れてなかった企業様から

どうやって出せばいい?』『分別って何をすればいいの?

といった声やご相談を数多くいただくようになってまいりました。
今まで分別をしていなかった状況からいきなり分別と言われても、
何からすればいいのか、何をしなければならないのか分からないことが多いのではないでしょうか。
今回はそのような声から簡単な分別方法や出し方をお伝えできればと思います。

古紙のリサイクルとは

古紙のリサイクルは前提として紙のみのリサイクルになります。
古紙回収業者が回収した古紙は製紙メーカーにて再度製品としてリサイクルされます。
そのため書類を纏めるために使ったクリアファイル(プラ)や、紙ファイル内部の留め具(プラorスチール等)の部分など取り外しができるものは、リサイクル出来るように可能な限り取り除いていただく必要があります。


古紙回収業者や地域で回収方法は異なるかもしれませんが
基本の注意点として、

バラバラの紙を出す場合は飛び散らないようまとめる

袋などに入れる場合は人一人で持ち上げられる重さまで

ビニールで包装されているものはビニールを外す

リサイクルできない紙が存在する


最初の感触としては『意外と気にすることが多い…?』だと思います。
ですが、実際ご家庭で出されている行政回収のゴミ出しや資源回収を思い浮かべていただくと
意外とそう難しいことでもないのではないでしょうか?

なぜ紙をまとめる必要があるの?
バラバラの紙類はどうしても軽いので風が吹いてしまうと飛び散りやすいものです。
風が吹けば、簡単に周辺に紙が飛散してしまう状況が出来てしまいます。回収業者は飛散しないよう気をつけて回収を行っておりますので、ご協力いただけますと大変助かります。

一人で持ち上げられる重さまでとは?
回収の際には車でお伺い致しますが、車に載せるまでは人が運ぶことが前提です。
たとえプロとはいえ重たいものをたくさん運ぶと身体に支障が出てきてしまいます。
その点をご理解していただいた上で出されるものの重さを考えて出していただけると幸いです。

ビニールからなぜ出さないといけない?
古紙リサイクルは紙のみの回収とお伝えしたとおり、ビニールで個包装されたチラシ等の紙についてはビニールから出していただく必要があります。そのままでは製紙メーカーはリサイクル出来ません。ビニール部分の取り外しをお願いしております。

リサイクルできない紙とは?
紙にもリサイクル(再生)ができるもの、できないものが存在します。
純粋な紙以上の機能があるもの(複写ができる、熱で転写ができる、防水されている、水に溶けやすい等)、ビニールで加工がされているものなど、上げていくと意外と多く存在するためリサイクルに出す前に一度調べていただくといいかもしれません。

ここに上げる内容はごく一部でしかないため、古紙のリサイクルに取り組まれるときは
既存の古紙回収業者や、弊社までお問い合わせください!